行政・団体四国運輸局は23日、一般旅客定期航路事業者の四国開発フェリー(愛媛県今治市)に対し、輸送の安全確保に関する警告書を発出したと発表した。
2025年11月19日18時25分ごろ、同社が運航する旅客フェリー「おれんじ四国」(総トン数2918トン、旅客定員485人)が臼杵港から八幡浜港へ航行中、豊後水道の速吸瀬戸周辺でパナマ籍貨物船と衝突した。フェリーは右舷側が損傷したが、乗客・乗組員にけがはなく、浸水や油流出も確認されなかった。
この事故を受け、四国運輸局は同年11月20日と12月2日に海上運送法第25条第1項に基づく立入検査を実施。その結果、安全管理規程に違反する複数の事実が確認された。
主な違反内容は、安全統括管理者・運航管理者が一部の乗組員にアルコール検知器によるアルコール検査を実施していなかったこと、アルコール検査要領に関する安全教育を行っていなかったこと、車両の積付け作業中に船内車両誘導係員が運転者に対して車両区域にとどまらないよう指示を徹底せず、運転者1人が車両内にとどまっていたことの3点。
四国運輸局は同社に対し、合計9点の違反点数を付与。4月22日までに改善措置を文書で報告するよう求めている。
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