M&Aシステム開発やオフショア開発を手がけるコウェル(東京都品川区)と、輸配送最適化システムを提供するオプティマインド(名古屋市中区)は15日、物流業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に向けた共同提案体制を構築したと発表した。輸配送最適化とシステムインテグレーションを組み合わせ、物流企業やEC(電子商取引)事業者に対して一気通貫のソリューション提供を行う。
中核となるのは、オプティマインドの輸配送最適化システム「Loogia」(ルージア)と、コウェルのクラウド開発やシステム統合、品質保証体制の連携。配車最適化に加え、WMS(倉庫管理システム)やTMS(輸配送管理システム)、EC基盤との連携、運行・実績管理の可視化などを含めた統合提案を行う。両社は共同営業やDXロードマップ策定支援も実施し、導入から運用までを一体で支援する。
ドライバー不足やCO2削減対応、ラストマイルの非効率に加え、既存システムの老朽化や分断がDXの障壁となっている。輸配送最適化の重要性は高まっているものの、アルゴリズム導入と業務システムの統合が進まず、現場実装に至らないケースが多い。
今回の協業は、最適化技術とシステム実装を分断せずに提供する点に特徴がある。コウェルはベトナムやバングラデシュの開発拠点を活用し、大規模案件や短納期案件への対応力を確保するほか、QA(品質保証)自動化や負荷試験など品質面の担保も担う。一方、オプティマインドは実走行データを活用したアルゴリズム開発と現場適用ノウハウを強みとする。
両社は今後、共同でのソリューション開発やASEAN展開も視野に入れ、国内外での提案活動を強化する。物流とECの双方にまたがる課題に対し、統合的な最適化を現場にどう定着させるかが、今後の成否を左右する。
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