調査・データロジザードは16日、クラウド型WMS(倉庫管理システム)「ロジザードZERO」を沖縄の食品製造・卸売を手がけるマルキン海産(沖縄県浦添市)が導入し、作業工数削減などの効果を得たと発表した。紙やExcel(エクセル)に依存していた在庫管理を刷新し、現場業務の標準化と在庫精度の向上を図った。
マルキン海産はモズク加工で県内トップシェアを持ち、「モズキッズ」ブランドなど多様な販路に対応した出荷業務を展開している。一方で、従来は手作業中心の運用により在庫の正確性や業務の属人化に課題を抱えていた。特にロット管理が重要な商材特性上、リアルタイムでの在庫把握が難しく、作業負荷や誤出荷リスクの増大につながっていた。
導入後はハンディターミナルを活用し、入出荷業務をデジタル化。同社は作業ルールの統一により現場の標準化を進め、在庫情報のリアルタイム管理を実現した。在庫精度が向上し、誤出荷リスクの低減に寄与したほか、担当者に依存しない運用体制を構築した。
従来1日平均60分を要していた入力作業は15分に短縮され、75%の工数削減を達成。入力作業に伴う残業も解消され、業務効率と労務環境の改善が進んだ。作業の可視化により現場管理の精度も高まり、安定した物流運用の基盤強化につながっている。
食品物流ではロット管理や鮮度維持などの要件が厳しく、在庫精度の確保が業務品質に直結する。中小規模事業者においても、クラウド型WMSの導入により現場の標準化と効率化を同時に進める動きが広がっており、物流現場の運用品質を底上げする手段として定着しつつある。
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