荷主TMEIC(ティーマイク、東京都中央区)は20日、川崎重工業が建造する4万立方メートル型の液化水素運搬船向けに、電気推進システムをシステムインテグレーターとして初受注したと発表した。主要電機設備を含めた一括供給を担い、計10メガワット超の国内最大級となる電気推進システムを提供する。

▲4万立方メートル型の液化水素運搬船イメージ(出所:TMEIC)
同船は、液化水素の輸送時に発生するボイルオフガスを推進力と電力として活用する電気推進方式を採用する。2030年代に本格化が見込まれる液化水素サプライチェーンの構築に向け、輸送インフラの中核を担う。
TMEICはこれまで産業プラントなどで培ってきた電力変換や制御技術を背景に、船舶分野での電動化ソリューションを展開している。本案件では、高効率・大容量のモーター&ドライブ、高圧主配電盤、主推進制御システムなどを供給し、システム全体の設計・統合を担う。電力変換から推進力への変換までを一体的に最適化することで、運航条件や負荷変動に応じた安定運航を実現する設計とした。
中核となるモータードライブには、変換効率98%クラスの高効率と高速応答性を備えた「TMdrive-70e3」を採用。高トルクが求められる離着岸や荒天時などの条件下でも安定した推進性能を確保し、長時間の連続負荷にも対応する。さらに冗長性や異常時の保護・制御も考慮し、信頼性の高い運航を支える。
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