荷主川崎重工業は22日、カナダ・アルバータ州の水素関連団体であるエドモントン・リージョン・ハイドロジェン・ハブ(ERHH)、アルバータ・インダストリアル・ハートランド・アソシエーション(AIHA)、エドモントン・グローバルと、液化水素サプライチェーン構築に向けた可能性検討の覚書(MoU)を締結したと発表した。締結はエドモントンで開催された国際見本市「Canadian Hydrogen Convention 2026」の場で行われた。
対象地域のエドモントン周辺は、水素の製造・輸送・利用が集積するカナダ最大級の拠点であり、低炭素水素製造施設の整備も進む。天然ガスの供給基盤やCO2回収・貯留(CCS)の実績を背景に、国際市場向けの水素供給拠点としてのポテンシャルが高いとされる。カナダ政府やアルバータ州政府も水素輸出を成長分野と位置付けており、液化水素は有力な輸送手段として検討が進む。

(出所:川崎重工業)
今回のMoUでは、カナダ発の液化水素サプライチェーンの実現可能性を検証するとともに、関連企業や研究機関、政府機関を含めたコンソーシアム形成を視野に連携を拡大する。検討対象は、水素の製造から鉄道・海上輸送、貯蔵、利用までバリューチェーン全体に及ぶ。
液化水素は極低温での貯蔵・輸送が必要となるため、専用船や受け入れ基地を含めた新たな国際輸送インフラの構築が前提となる。川崎重工は液化水素の製造・貯蔵・輸送技術で40年以上の実績を有しており、今回の連携を通じて北米から日本を含む需要地への長距離エネルギー輸送網の確立を狙う。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。


























