M&AセイノーホールディングスとAZ-COM丸和ホールディングスは22日、物流ネットワークの連携を軸とした業務提携に関する基本合意書を締結した。トラックドライバー不足や多重下請け構造といった業界課題の解決に向け、両社の基盤を相互補完しながら持続可能な物流モデルの構築を目指す。
両社はこれまで一部エリアで特別積み合わせ貨物の集配連携を進めてきたが、今回の提携により対象領域を拡大する。共同配送の推進による運行効率や積載率の向上、環境負荷の低減に加え、顧客の事業継続を支える強靭な物流基盤の構築を掲げる。さらに災害時の対応力強化に向け、両社ネットワークを活用したBCP対応の連携も強化する。
具体的には、両社が保有する車両と全国ネットワークを活用した輸送連携に加え、相互補完型の3PL事業での協働体制を構築する。ラストワンマイル領域での新たな事業モデルの検討や、求貨・求車プラットフォームを通じた輸送マッチングの高度化、IT・DX(デジタルトランスフォーメーション)分野での連携も進める方針だ。加えて、資材の共同調達やドライバー教育、BCPノウハウの共有など、オペレーション基盤の共通化にも踏み込む。
セイノーグループが推進する「オープン・パブリック・プラットフォーム」と、AZ-COM丸和グループの「3PL&プラットフォーム」戦略を融合することで、輸送にとどまらない包括的な物流サービスの構築を狙う。今後は必要に応じて合弁設立や共同M&Aも視野に入れ、協業の具体化を進める。
幹線輸送からラストワンマイル、在庫管理までを横断するネットワーク統合が進む。個社単独での最適化が限界を迎えるなか、異なる強みを持つ企業同士の連携によって全体最適を図る動きが加速している。
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