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伊勢湾海運、完成車・金属加工機輸出堅調で増収

2026年5月8日 (金)

財務・人事伊勢湾海運が8日発表した2026年3月期連結決算は、売上高が前期比3.9%増の578億9300万円、経常利益が同1.5%減の39億4500万円、最終利益が2.5%減の25億9600万円と増収減益だった。完成自動車や金属加工機輸出、鉱産原料輸入などの取扱量増加が寄与した一方、為替差損やコスト増などが利益を圧迫した。

完成自動車や産業機械輸出が堅調に推移したほか、輸入では鉱産原料の取扱いが伸長。附帯作業料や陸上運送料も増加し、全体の取扱貨物量が底堅く推移した。

作業別では、船内荷役料が4.0%増の75億9800万円、沿岸荷役料が6.4%増の75億円、陸上運送料が13.3%増の81億6200万円となった。特に陸上輸送は金属加工機や鉄鋼製品輸送が伸びた。一方、海上運送料は海上運賃の沈静化により10.6%減の103億2800万円となった。附帯作業料は梱包や海外関連取扱い増加で7.3%増の200億2300万円だった。

設備投資では、トレーラーやフォークリフトなど荷役・輸送機器更新に加え、施設リニューアルを進めた。26年度以降は新倉庫整備も計画している。中期経営計画を基に物流施設再編、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進、ロボティクス導入、人材制度改革などを進める。生成AI活用研修や文書管理システム導入など社内DX強化も打ち出した。

27年3月期は、売上高570億円、経常利益37億円、最終利益24億円を見込む。同社は、米国通商政策や中東情勢、物価上昇など先行き不透明感が続くとしつつ、設備投資や物流需要への対応を継続するとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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