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エムドア、EV倉庫向け車載PCで庫内DX支援

2026年5月11日 (月)

国際中国・深センの産業用端末メーカー億道信息(エムドア・インフォメーション)は8日、同社が展開する堅牢型コンピューター端末「ONERugged」(ワンラギッド)について、EV(電気自動車)メーカーのスマート倉庫向けに、堅牢型車載PC「V10J」を活用した物流DX(デジタルトランスフォーメーション)ソリューションを発表した。

EV市場の拡大に伴い、自動車部品の入出庫や構内搬送は多品種・短納期化しており、従来の手書き記録や一般向けタブレットに依存した倉庫運用では対応が難しくなっている。同社によると、ある大手スマートEVメーカーでは、部材搬送や出荷工程で情報取得の遅れ、手入力ミス、作業効率の低さが課題となっていた。V10Jを電動けん引車に搭載し、倉庫管理システムやバーコードスキャナーと連携させることで、納品書のQRコード読み取りから保管場所、数量、コンテナ情報の取得までを自動化した。

▲ONERugged V10J車載PCを電動牽引トラクターに搭載(出所:億道信息)

V10JはIP65等級の防じん・防水性能を備え、振動や粉じん、温度変化、落下リスクのある自動車物流現場での使用を想定。専用の産業用ホルダーと固定機構により、電動けん引車の走行中も端末を安定して保持する。USB 3.0経由で産業用バーコードスキャナーと接続でき、1000ニットの高輝度画面で屋内外の作業視認性にも対応する。

通信面では4G LTEとWi-Fiの二重接続に対応し、倉庫内の保管エリアから屋外バースまで移動しても、WMS(倉庫管理システム)との接続を維持する。車両位置のGPS管理により、構内搬送ルートの最適化や作業指示のリアルタイム配信も可能にする。

EV生産では、部品供給の遅れが組立ライン全体に波及しやすく、倉庫側にはリアルタイム性と高い作業精度が求められる。エムドアは、産業現場向けに設計した車載端末を通じ、EVサプライチェーンの構内物流高度化を支援する考えだ。

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