財務・人事リンコーコーポレーションが7日発表した2013年4-12月期決算は、主力の運輸部門が堅調に推移し、増収増益となった。
運輸部門は継続的な収益確保を目指し、既存荷主の囲い込みと新規貨物獲得を軸とした営業戦略を展開。一般貨物で、消費増税を背景にした駆け込み需要の増加に伴い住宅着工件数が増えたため、輸入木材の取扱いが増加した。
また、コンテナ貨物は前年度11月から韓国航路で新規サービスを開始したことや既存航路の増便が寄与し、港湾運送事業の船内取扱数量が464万3000トンと実績を4.7%上回った。
[リンコーコーポレーション]2014年3月期第3四半期連結決算(単位:百万円)
2014年3月期第3四半期 | 2013年3月期第3四半期 | 増減 | |
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売上高 | 14,824 | 14,444 | 2.6% |
営業利益 | 575 | 501 | 14.8% |
経常利益 | 776 | 497 | 56.0% |
当期純利益 | 421 | 155 | 171.1% |