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セイノーHD、「AI社長」導入で新入社員定着支援

2026年5月12日 (火)

サービス・商品セイノーホールディングス(HD)は12日、社長の理念や考え方を反映したチャット型ツール「AI社長」を活用し、新入社員向けの対話支援を開始したと発表した。物流現場で課題となる若手人材の定着やメンタルケア、理念浸透を目的とした取り組みで、2026年度はグループ新入社員330人が利用している。

同ツールは、もともと管理職教育向けに社内開発されたAI(人工知能)対話システムで、職場課題に対し経営理念に基づく判断や行動を支援する目的で活用されてきた。今回は新入社員向けに調整を行い、研修期間から配属後までの不安や悩みに対し、助言や励ましを行う“伴走型”ツールとして導入した。

▲「AI社長」での実際のチャットの画面(クリックで拡大、出所:セイノーホールディングス)

4月にはセイノーグループ28社の新入社員がAI社長と1対1で対話し、業務や人間関係、メンタル面の不安などを自由に相談した。5月以降は、西濃運輸の総合職新入社員50人が毎月AI社長へ近況報告を行い、継続的なフォローを受ける仕組みを導入する。

相談内容の分析では、「運転や現場作業への不安」が16%、「業務の記憶・習熟」が14%、「先輩・上司との関係構築」が11%を占めた。物流業界特有の現場作業や安全運行への不安に加え、コミュニケーションやメンタル面の悩みも多く、人材定着における心理的支援の重要性が浮き彫りとなった。

同社は今後、対話データの分析を通じてAI回答の精度向上を進めるほか、管理職以外の階層への展開も検討するとしている。

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