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ハパックロイド、ホルムズ封鎖と悪天候で最終赤字

2026年5月14日 (木)

財務・人事ドイツ船社ハパックロイドは13日、2026年1-3月期決算を発表した。売上高は前年同期比7.5%減の49億1800万ドル、EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)は同55%減の4億9400万ドル、EBIT(利払い・税引き前利益)は1億5700万ドルの赤字となった。最終損益も2億5600万ドルの赤字に転落した。前年同期は4億6900万ドルの黒字だった。

同社は、運賃下落に加え、欧州・北米での悪天候による港湾・ターミナル混乱、さらにホルムズ海峡封鎖による物流混乱が業績を押し下げたと説明した。

主力の定期船事業では、平均運賃が1TEUあたり1330ドルと、前年同期の1471ドルから9.6%下落した。輸送量は320万3000TEUと前年並みだったが、欧州や北米での荒天に伴う港湾オペレーション混乱やサプライチェーン停滞が継続。加えて、ホルムズ海峡封鎖による貨物流動の混乱も発生した。

定期船部門売上高は47億7800万ドル、EBITDAは4億4700万ドルとなり、EBITは1億7400万ドルの赤字となった。一方、ターミナル・インフラ部門は、JMバクシ(インド)コンテナ事業の通期寄与や、中南米・インドでの取扱量増加を背景に増収増益だった。売上高は1億6800万ドル、EBITDAは4700万ドル、EBITは1800万ドルとなった。

ロルフ・ハベン・ヤンセンCEOは、「悪天候によるサプライチェーン混乱と運賃下落圧力により、非常に厳しい四半期となった」とコメント。その一方で、APモラー・マースク(デンマーク)との協業による「ジェミニ」ネットワークについては、混乱下でもサービス信頼性維持に寄与したと評価した。

同社は26年通期見通しを据え置き、EBITDAを11億から31億ドル、EBITを15億ドルの赤字から5億ドルの黒字レンジとした。ただし、運賃市況の変動性や中東情勢を受け、不確実性は高い状況が続くとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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