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ハパックロイド、1Qは減収減益も需要安定

2024年5月23日 (木)

国際ハパックロイドは15日、2024年第1四半期の決算を発表した。

グループ全体の営業利益と減価償却費を合わせたEBITDAは、は9億4200万米ドル(1476億3000万円)を記録した。同社は、前年同期比では減少しているものの、喜望峰周辺の船舶迂回航路変更によるコスト増加を効果的なコスト管理でほぼ相殺したことで、全体としては安定した運賃と需要を維持しているとしている。

定期船事業では、輸送量が前年同期比6.8%増の300万TEUを達成。しかし、運賃の低水準が影響し、売上高は46億米ドル(7210億1300万円)と前年同期から減少。また、新設されたターミナルやインフラ部門では、EBITDAが3500万米ドル(54億8500万円)となった。

2024年の業績予想については、グループEBITDAが22億~33億米ドル(3448億4300万円〜5172億7500万円)、グループEBIT(税引前利益)が0〜11億米ドル(1724億2400万円)と見込まれており、上半期に大部分が計上される予定であるが、運賃の不安定な動向や地政学的な課題を踏まえると、この見通しは依然として不確実性が高いとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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