国際中国EC(電子商取引)大手京東集団(JDドットコム)は13日、中国経済誌フォーチュン中国版の「2026年ESGインパクトリスト」に選出されたと発表した。AI(人工知能)活用を進めながら、雇用維持や現場人材育成を重視する取り組みが評価対象となった。
同リストは、環境・社会・ガバナンス(ESG)の観点から先進的な企業を選定するもの。フォーチュン中国は、AI普及が進むなかで「技術効率だけでなく、人を取り残さない経営」が重要になっていると指摘している。
JDドットコムは物流、製造、消費領域にAIを導入し、サプライチェーン効率化を進める一方、現場雇用維持も並行して推進している。同社グループの従業員数は90万人超に達し、物流現場ではAIトレーナーやロボット保守技術者など183種類の職種を整備した。
物流分野では、配送員育成機関「Modern Rider Academy」を広州職業技術大学と共同設立し、デジタル化に対応した再教育を進める。また、フルタイム配送員への社会保険適用や、現場従業員向け住宅3万戸の整備も推進。北京市では配送員向け休憩施設「JD Frontliners’ Homes」も展開する。
同社は近年、物流自動化や無人配送技術への投資を加速している。一方、中国ではプラットフォーム企業による雇用不安定化やギグワーカー保護が社会課題化しており、配送員の待遇改善は政策面でも注目されている。こうしたなか、JDドットコムは「AIによる効率化」と「現場雇用維持」を両立させる姿勢を打ち出した形だ。
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