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NSUと川崎重工、外航船で係船索張力監視を実証

2026年5月15日 (金)

▲共同実証を行うばら積み船「SAKURA BRIGHT」(出所:NSユナイテッド海運)

ロジスティクスNSユナイテッド海運(NSU)は14日、川崎重工業とばら積み船「SAKURA BRIGHT」を活用し、係船索張力監視装置「MOMOSEA」(モモシー)による係船管理の共同実証を4月27日から開始したと発表した。船舶の安全運航と船員の作業負荷軽減を目指し、外航船での実用化を検証する。

今回実証を行う「SAKURA BRIGHT」は積載重量9万9623トンのばら積み船で、NSUが運航する。MOMOSEAは、船舶を岸壁に係留する係船索の張力を、係船機から離れた場所でも監視できる装置で、川崎重工が開発した。

係船索は、潮汐や風、荷役作業などの影響で張力が常時変化する。急激な気象・海象変化によって過大な張力がかかり破断すると、強い反発力が発生し、付近の船員や作業員に重大事故を引き起こす危険性がある。このため船員は昼夜や天候を問わず、1-2時間ごとに甲板を巡回し、目視や音で係船索の状態を確認している。係船管理は船員にとって負荷の大きい業務となっていた。

川崎重工はこれまで、国内海運会社の協力を得て内航船で実証試験を実施し、2024年にMOMOSEAを製品化した。今回の共同実証では、外航船でも装置の有効性を評価する。

特に、NSUの運航船が多く入港する豪州各港では、潮流や喫水変化によって係船索の張力変動が大きい特徴がある。これまで船員の経験に依存していた張力管理をデータ化し、正確な管理・運用が可能かを重点的に検証する。

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