環境・CSRコスモエネルギーホールディングスグループのコスモ石油マーケティング(東京都中央区)は27日、羽田空港向け国産SAF(持続可能な航空燃料)の供給事業が、東京都の2026年度「国産SAF利用促進事業」に採択されたと発表した。
同事業は、国産SAFと海外産SAFとの価格差を補助する制度で、東京都が25年度に全国で初めて開始したもの。航空燃料の脱炭素化に加え、SAF市場の育成や安定供給体制の構築を目的としている。同社は25年度に続き、2年連続で採択を受けた。
対象となるSAFは、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の助成事業として進められてきた、国内初の大規模生産による国産SAF。廃食用油を原料とし、「ISCC CORSIA認証」「ISCC EU認証」の両国際認証を取得している。
製造は、コスモ石油、日揮ホールディングス、レボインターナショナルの3社が設立した合同会社SAFFAIRE SKY ENERGYが担い、2025年度からコスモエネルギーグループを通じて羽田空港に就航するエアラインに供給している。
コスモエネルギーグループは「2050年カーボンネットゼロ」を掲げ、SAFサプライチェーンの構築を推進。サービスステーションでの廃食用油の市民回収実証なども進めており、航空分野の脱炭素化や循環型社会の実現につなげる。
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