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日本通運、長距離引っ越しに鉄道コンテナ活用

2026年6月1日 (月)

ロジスティクスNIPPON EXPRESSホールディングス傘下の日本通運は1日、鉄道コンテナを活用した長距離・少量引っ越し向けサービス「NX引越ECOレール便」の販売を開始した。主要都市間を対象にした定額型パック商品で、長距離の幹線輸送にJR5トンコンテナを使い、CO2排出量をトラック輸送と比べて10分の1に抑える。

▲NX引越ECOレール便(クリックで拡大、出所:NIPPON EXPRESSホールディングス)

新サービスは、単身者や少人数世帯の長距離引っ越し、転勤時の引っ越しなどを主な対象とする。家財量の目安は1Kから2DK程度で、従来の単身パックでは対応しづらかったベッドやソファーなどの大型家財も取り扱う。販売エリアは東京都、神奈川県、愛知県、大阪府、広島県、福岡県、宮城県、北海道の各一部エリア。輸送リードタイムは集荷日から2-4日としている。

料金は、運送、梱包、集配、作業、保険を組み合わせたパック料金制とした。引っ越し業界では、トラックドライバー不足や労働時間規制の強化を受け、長距離輸送力の確保が課題となっている。少量引っ越しでも家財の種類によっては従来商品に収まりにくく、利用者側には明確な料金体系と輸送品質の両立が求められていた。

日本通運は、鉄道輸送の定時性、大量輸送力、環境面の優位性に着目し、長距離区間を鉄道に置き換える商品として設計。反復資材の活用も組み合わせ、引っ越しサービス全体の環境負荷低減を図る。

サービス開始に合わせ、12月28日まで発売記念キャンペーンを実施する。期間中は販売価格をパック料金から1万円割り引く。

引っ越し輸送は繁閑差が大きく、長距離便ではドライバー拘束時間や車両繰りの影響を受けやすい。鉄道コンテナを組み込むことで、日通は長距離・少量引っ越しの受け皿を広げるとともに、モーダルシフトによる脱炭素対応を商品面で打ち出す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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