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サノヤス造船と共同開発

商船三井、新型幅広石炭船の1番船が竣工

2014年2月18日 (火)

ロジスティクス商船三井、新型幅広石炭船の1番船が竣工商船三井は18日、サノヤス造船(大阪市北区)と共同開発した104型(載貨重量10万4000トン型)幅広石炭船の1番船「暁」が、14日にサノヤス造船水島製造所で竣工した、と発表した。

この船型は主に国内電力会社向け石炭輸送の最適船型として設計されたもので、高い経済性を実現した最新鋭船として、今後段階的に竣工する。

幅広浅喫水の船型を活かして喫水制限港での積高を確保するとともに、国内主要発電所やコールセンター(石炭貯蔵施設)に入港可能な最大級の石炭船として、積高の最大化を実現した。

係船力を強化した係留装置を備えるなど、最新の安全仕様を備え、高効率主機関の採用など省エネ仕様で低燃費を実現。燃料タンクの二重保護構造など、環境対策にも配慮した。

■「AKATSUKI(暁)」の概要
全長:235メートル
全幅:43メートル
喫水:14.4メートル
載貨重量:10万4939トン