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中国物流景気指数、5月は拡張圏に回復

2026年6月3日 (水)

調査・データ中国物流購買連合会が3日発表した2026年5月の中国物流業景気指数は50.3となり、前月から0.6ポイント上昇した。好不況の節目となる50を上回り、物流需要が再び拡張圏に入った。中国物流情報センターは、産業物流需要の伸びが加速し、民生分野の物流需要も安定して増加したとみている。

5月は、産業チェーンとサプライチェーンの上下流連携が進み、東部、中部、西部の各地域で物流業務量がそろって回復した。業務総量指数は50.3で、前月から0.6ポイント上昇した。地域別では、東部が0.4ポイント、中部が0.7ポイント、西部が0.5ポイントそれぞれ上昇し、広域で持ち直しの動きがみられた。

需要面では、新エネルギー車、電子部品、交通運輸設備など製造業関連の物流需要が高い伸びを維持した。生活関連では、季節食品、家具・家電、スポーツ・フィットネス、観光・アウトドア関連の物流需要が増加した。新規受注指数は50.2で、前月から0.4ポイント上昇し、3か月連続で改善した。東部と中部の新規受注指数は拡張圏に戻った。

一方、物流企業のコスト圧力は強まっている。燃料費や人件費の上昇を受け、主営業務コスト指数は52.6と前月から0.3ポイント上昇した。特に東部地域で上昇が目立った。企業は業務配置の見直し、細分市場の開拓、輸送ネットワークの調整などで対応しており、主営業務利益指数は前月並みにとどまった。大・中型企業では利益指数が低下した一方、小・零細企業では小幅に改善した。

投資面では、固定資産投資完成額指数が54.1となり、前月から0.4ポイント上昇。物流投資は拡張圏を維持しており、需要回復を受けた設備・拠点投資の底堅さがうかがえる。今後の見通しを示す業務活動予期指数は55.9で、前月から0.4ポイント低下したものの高水準を保った。鉄道輸送、道路輸送、郵政・宅配、複合一貫輸送の各分野では期待指数が上昇しており、中国物流市場はコスト上昇を抱えながらも、需要と投資の両面で回復基調を維持している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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