国際全米トラック協会(ATA)は22日、商用車を狙った偽装事故を連邦犯罪とする法案「偽装事故詐欺防止法(S.5058)」をアシュリー・ムーディ上院議員が提出したことを歓迎する声明を発表した。偽装事故による運送事業者への不正請求を防止し、トラックドライバーや運送事業者を保護する狙いがある。
ATAによると、偽装事故は商用車へ意図的に衝突し、損害賠償請求を目的に事故を演出する犯罪で、無実のドライバーを危険にさらすだけでなく、運送事業者や企業、消費者の保険料を押し上げる要因となっている。さらに、誠実な運送会社に対する不当な訴訟は消費財価格の上昇にもつながるとしている。近年は組織犯罪とつながりのある事例も多く、運送会社を標的とした詐欺が相次いでいるという。
声明では、フロリダ州トラック協会が、偽装事故は運送事業者だけでなく企業や消費者の保険負担を押し上げる要因になっていると指摘した。ATAも、こうした詐欺が法制度を悪用して誠実な運送会社から不正に賠償金を搾取する行為だとして、法整備の必要性を訴えた。
法案は、偽装事故を実行した運転手に加え、詐欺に加担した弁護士や医師、その他の共謀者にも刑事罰を科す内容となっている。事故を装って運送事業者から金銭をだまし取る行為を幅広く処罰対象とし、こうした詐欺行為の抑止を目指す。
ATAは、この法案が我が国の経済とサプライチェーンを支え続ける運送業者と運転手に重要な保護を提供するものになるとして、その成立に期待を示している。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。






























