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理研ビタミン、国内生産再編へ岐阜に新拠点

2026年7月23日 (木)

拠点・施設理研ビタミンは21日、国内生産体制の再構築に向け、岐阜県安八町に新たな工場用地を取得すると発表した。取得価格は36億円で、京都工場の移転を前提とした新工場を整備し、2030年度の稼働開始を目指す。

同社は中期経営計画2027で国内外の最適生産体制の構築を掲げており、色素製品や機能性食品用原料の需要拡大に対応するため、新たな生産拠点の整備を検討してきた。京都工場は色素製造の中核拠点であり、クチナシを原料とする機能性食品用原料「クロセチン」を製造している。クチナシ青色素については25年に米国FDAが食品用着色料としての使用を認可しており、今後さらなる需要拡大を見込んでいる。

取得する用地は4万8000平方メートルで、6月に売買契約を締結。所有権の移転は27年秋を予定している。新工場では生産能力の拡充を図るほか、国内生産拠点の再編を見据えた基盤として活用する計画である。

また、同社は国内の他工場についても、省人化や自動化を軸とした生産体制の再構築を検討している。今回取得する用地は、京都工場の移転後も十分な余地を確保しており、将来の事業拡大や生産体制の再編に対応できる拠点として位置付ける。

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