フード自動配送ロボットを手がけるスターシップ・テクノロジーズ(米国)は4日、欧州と米国市場における食料品配送事業を強化するため、米国の大学キャンパスで展開してきた自動配送サービスを縮小すると発表した。配送ロボットを食料品配送向けに再配置し、小売食料品チェーンや温かい食品配送分野への注力を進める。
同社は歩道を走行する自律走行配送ロボットを活用した配送サービスを展開している。今後は欧州と米国の都市部における食料品配送事業を成長の柱と位置づける。

(出所:スターシップ・テクノロジーズ)
食料品配送事業は欧州と米国の大手小売事業者からの需要拡大を背景に、今後2年間で10倍の成長を見込む。フィンランドでは既に市場浸透率が20%に達しており、食料品配送の5件に1件を同社ロボットが担っている。今後数カ月以内には米国で新たな食料品小売事業者との提携も発表する予定だ。
これに伴い、米国内に配備されている1200台超のロボットを欧州および米国の食料品配送事業向けに再配置する。大学キャンパス事業については、2026-27年の新学期シーズンを通じてサービス継続を確保しながら、大学やパートナー企業と連携して移行を進める。
アハティ・ヘインラ最高経営責任者(CEO)は、「大学キャンパスで培った運用経験により、都市部で大規模かつ安定的な運行が可能になった」と説明。その上で、「ロボット配送は従来の宅配便より1件当たり3-4ドル低いコストで配送できる」と述べ、食料品配送市場での成長に期待を示した。
同社によると、世界の食品配送市場は6500億ドル規模に達している。スターシップ・テクノロジーズは1000万件以上の配送実績を持ち、8か国300以上の拠点で3000台以上のロボットを運用している。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。






























