ロジスティクススタートアップクラス(東京都目黒区)は8日、北陸地域の大学発ベンチャー創出プラットフォーム「TeSH」(Tech Startup Hokuriku)と共同で進める大学発ディープテック起業支援プロジェクトで、研究者と経営人材のマッチングが4組成立したと発表した。金沢工業大学の物流ドローン技術や富山大学のかゆみ治療技術などの事業化を後押しする。
プロジェクトは、優れた研究成果を持ちながら経営人材の確保が課題となっている地方大学発スタートアップの創出を目的とするもの。2025年11月に東京都内で開催したマッチングイベントでは、北陸地域の研究者5人と首都圏の経営人材候補20人が参加し、事業化に向けた議論を行った。その後の伴走支援を経て、約4か月で4組6人のマッチングが成立した。
物流分野では、金沢工業大学工学部航空宇宙工学科の赤坂剛史教授が研究する物流ドローン技術が対象となった。災害支援への活用を視野に入れた物流ドローンの事業化を目指している。
また、富山大学学術研究部薬学・和漢系の歌大介准教授が研究するかゆみ治療技術についても、事業化に向けた経営人材とのマッチングが進められている。
スタートアップクラスによると、同社は4万人の登録人材データベースを保有し、そのうち26%が起業意欲を持つ人材という。15年にわたりスタートアップの経営幹部人材のマッチングを手がけてきた実績を生かし、大学発スタートアップ向けの経営人材確保を支援している。
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