フードエニキャリ(東京都千代田区)は18日、SBIC(名古屋市東区)が展開する宅配とんかつ「かさねや」などの宅配業態向け配送業務の一部を受託し、6月15日から全国161店舗で配送連携を開始したと発表した。
今回の取り組みでは、SBICのオーダーマネジメントシステム(OMS)と、エニキャリの配送管理システムと全国47都道府県の配送ネットワーク「ADMS Connect」を連携した。店舗は自社配送を基本としながら、必要に応じて外部配送を利用できる仕組みを構築した。
システム上にはエニキャリへの配送依頼専用ボタンを設置。店舗は配達員の到着予定時間や配送費用の概算を事前に確認した上で配送を依頼できる。依頼後はエニキャリのシステムと連携し、自動的に配達員の手配が行われる。
飲食業界ではデリバリー需要の拡大に伴い、配送体制の柔軟性や効率化が求められている。SBICでは、自社配送体制を維持しながら必要に応じて外部配送を活用する運用ニーズがあったことから、システム連携による効率的な配送手配の仕組みを構築した。
物流面では、店舗ごとの配送状況に応じて配送リソースを最適に配分できる点が特徴だ。全ての注文を一律で外部委託するのではなく、店舗判断で必要な時のみ配送網を利用するため、自社配送と外部配送を組み合わせた柔軟な運用が可能となる。
今後は今回の取り組みを通じて、飲食事業者のデリバリー運用を支援し、運用品質の向上とサービスの安定提供に取り組む。エニキャリは、自社配送を補完しながら配送リソース全体の最適化を進めることで、需要変動に対応できる持続可能な配送体制の構築を目指す。
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