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三菱ガス化学、光通信機器向け部材を増産

2026年6月22日 (月)

▲ファラデーローテータの光学特性を検査するグラノプト第2工場内の装置(出所:三菱ガス化学)

荷主三菱ガス化学は22日、住友金属鉱山との合弁会社で持分法適用会社のグラノプト(秋田県能代市)が、光通信機器向け部材であるファラデーローテーターの生産能力を2027年度中に25年度比で3倍へ拡大すると発表した。

グラノプトはファラデーローテーターの製造・販売を手がけている。24年度に稼働した第2工場で生産能力増強を進めているが、今回さらに既存ラインの稼働率向上や生産効率改善を進めることで、拡大する需要に対応する。

ファラデーローテーターは、光の進行方向を整える光学部材で、電気信号と光信号を変換する装置などに使用される。光通信では微小な反射やノイズが通信品質に影響するため、同製品による光の正確な制御が通信機器の安定動作につながる。

近年は生成AI(人工知能)やクラウドサービス、動画配信サービスの普及によりデータ通信量が大幅に増加している。大量のデータを高速かつ安定的にやり取りできる光通信技術の重要性が高まる中、通信の安定化に寄与するファラデーローテーターの需要も拡大している。

グラノプトは05年設立。資本金は1億5000万円で、出資比率は住友金属鉱山51%、三菱ガス化学49%となっている。

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