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京東物流、ゼロエミ車導入へ国際枠組み参加

2026年6月24日 (水)

国際中国EC(電子商取引)大手、京東集団傘下の京東物流は23日、世界経済フォーラム(WEF)が主導する脱炭素化の国際枠組み「First Movers Coalition」(FMC)に参加したと発表した。中国企業として初めて同枠組みに参加した。

FMCは、トラック輸送、海運、鉄鋼など、排出削減が難しい産業分野でゼロカーボン技術の商用化を促す国際イニシアチブ。京東物流は、長距離輸送分野でのクリーンエネルギー技術の普及を後押しする狙いで参加した。

同社はトラック輸送分野での取り組みとして、2030年までに新たに調達する大型トラックの30%以上、中型トラックの100%をゼロエミッション車とする目標を掲げた。代替目標として、道路貨物輸送全体の15%をネットゼロ排出で運用することも示している。

京東物流はこれまで、1万4000台を超える自社保有の新エネルギー車を運用しているほか、水素燃料や電動の大型トラックによる定期輸送ルートの運行、鉄道へのモーダルシフトなどを進めてきた。サプライチェーン全体で2050年までにネットゼロを達成する目標も掲げており、SBTiの認定を受けた削減目標に基づく取り組みを進めている。

また、同社は自社開発のサプライチェーン排出管理プラットフォーム「SCEMP」を活用し、AI(人工知能)で車両データをリアルタイムに把握しながら、カーボンフットプリントの算定や配送ルートの最適化を行っているという。排出削減と運行効率の両立を図り、荷主企業のコスト削減や物流効率の向上にもつなげる考えだ。

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