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AI受注エージェント、判断基準反映で特許

2026年6月26日 (金)

認証・表彰ユーザックシステム(大阪市中央区)は26日、受注業務における判断項目や判断基準をAI(人工知能)に反映し、注文情報から受注情報を出力する仕組みに関する特許を取得したと発表した。

取得した特許(特許第7866703号)は、注文書を読み取るAI-OCR技術にとどまらず、受注担当者が行ってきた判断プロセスをAIで再現する技術を対象とするもの。商品名や数量、納期、得意先名、単価など複数の判断項目ごとに判断基準を設定し、AIが基準に沿って注文内容を解釈し、受注情報を出力する仕組みを権利化した。

受注業務では、得意先ごとの商品表記や規格、入数、納期などに個別ルールが存在するため、文字を読み取るだけでは実務で利用できるデータにはならず、担当者の経験やノウハウに基づく判断が必要となる。同社はこうした現場の判断ノウハウを共通ルールや得意先ごとの個別ルールとしてAIに反映することで、受注業務の自動化精度向上を図る。

特許では、過去の注文情報や受注情報から判断基準を導き出しAIモデルに反映できるほか、共通基準と顧客ごとの個別基準の双方に対応することも特徴としている。

同技術は、同社が提供するクラウドサービス「Knowfa受注AIエージェント」に活用される。同サービスは、生成AIを活用して注文書の文字認識だけでなく、注文内容の判断や補正、データ変換までを自動化し、人手に依存してきた受注プロセスを支援する。

同社は今回の特許取得により、受注AIエージェント市場での技術的優位性を強化するとともに、製造業や卸売業向けに受注業務の自動化ソリューションの展開を進める方針だ。

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