ロジスティクスユーザックシステム(大阪市中央区)は9日、受注業務向けAI(人工知能)サービス「Knowfa受注AIエージェント」の正式版V1をリリースしたと発表した。
同サービスは、FAXやメールで受け取る注文書の入力業務における人の判断プロセスをAIで再現するクラウドサービス。V1では、担当者の訂正内容を即時学習し、判断ロジックを自律的に改善する「自律精度向上エージェント」を新たに搭載した。これにより、最低限の業務ノウハウを提示するだけでAIが自律的に検証と学習を繰り返し、精度を高める仕組みを実現した。
製造業や食品業界では、注文書の表記揺れなどにより入力業務が属人化し、習熟に約1年を要するなど人材依存が課題となっている。同サービスは、生成AI-OCRによる情報認識、業務ルールと過去データに基づく判断、基幹システム向けデータ出力を組み合わせ、受注処理の自動化を図る。
2025年6月のβ版リリース以降、食品や化学、建材などの分野で累計50社以上に導入されている。AIによる受注判断の自動化により、業務負荷の軽減や物流業務の前倒しなどが見込まれる。
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