ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

鉱工業生産・出荷増、荷動き先行きに濃淡

2026年6月30日 (火)

調査・データ経済産業省が30日発表した2026年5月の鉱工業指数速報(20年=100、季節調整済み)によると、生産指数は103.0となり、前月比0.5%上昇した。上昇は2か月連続。出荷指数も101.6で同0.6%上昇した。一方、在庫指数は95.4で0.6%低下し、在庫率指数は103.4で1.8%上昇した。基調判断は「生産は一進一退で推移している」とした。

生産を業種別にみると、輸送機械工業(自動車工業を除く)が4.6%増、無機・有機化学工業が3.7%増、石油・石炭製品工業が9.1%増となった。航空機用発動機部品、ポリエチレン、パラキシレン、エチレン、ガソリン、灯油、重油などが寄与した。一方、汎用・業務用機械工業は6.2%減、電気・情報通信機械工業は5.1%減、生産用機械工業は3.6%減だった。

出荷は、自動車工業が9.2%増と伸びたほか、石油・石炭製品工業が5.2%増、鉄鋼・非鉄金属工業が2.2%増となった。普通乗用車、シャシー・車体部品、軽乗用車、ガソリン、ナフサ、灯油などが押し上げた。物流需要に関係する出荷面では、自動車や石油製品が増えた一方、電気・情報通信機械工業、汎用・業務用機械工業、電子部品・デバイス工業は低下した。

在庫は、自動車工業が5.4%減、電気・情報通信機械工業が3.0%減、生産用機械工業が1.8%減となった。一方、石油・石炭製品工業は3.6%増、鉄鋼・非鉄金属工業は0.5%増、電子部品・デバイス工業は1.5%増だった。原指数では、生産が前年同月比1.7%減、出荷が1.8%減、在庫が4.6%減となり、前年水準を下回った。

製造工業生産予測調査では、6月は前月比3.7%上昇、7月は横ばいを見込む。6月は生産用機械工業、汎用・業務用機械工業、電気・情報通信機械工業などの上昇を予測する。5月は生産と出荷がそろって増えたものの、業種ごとの強弱は分かれており、荷動きの先行きを見るうえでは、自動車、化学、石油製品と機械関連の動きが引き続き材料となる。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。