ロジスティクスエイトノット(大阪市北区)は6月30日、米国の五大湖・セントローレンス地域における自律航行船、無人水上艇(USV)の社会実装を推進する国際コンソーシアム「Great Lakes Smart Ships Coalition」に参画したと発表した。北米市場での事業展開を加速し、自律航行技術の実証機会の拡大や国際的なネットワーク構築を目指す。
同コンソーシアムは、政府機関や学術研究機関、民間企業、非営利団体、国際機関が参加し、自律海洋技術の研究、実証、政策形成を進める国際的な組織。世界初の淡水域自律船テストベッド「Marine Autonomy Research Site(MARS)」を運営しており、米国海洋大気庁(NOAA)、カナダ運輸省、ミシガン工科大学、Kongsberg、Saildrone、Wärtsiläなどが参加している。
今回の参画により、エイトノットは五大湖・セントローレンス地域を起点とした北米市場で、USVやASV(Autonomous Surface Vehicle)の需要動向を把握するとともに、実フィールドでの実証機会の獲得を目指す。また、自律航行船の運用ルールづくりに関わる行政機関や関係団体との対話を通じた政策・規制ネットワークの形成や、北米の技術プロバイダー、研究機関とのネットワーク構築を通じて競合動向の把握や協業先の検討を進める。
同社は、船舶に後付け可能な自律航行システム「エイトノット AI CAPTAIN System」と、操船制御や自己位置推定、リアルタイムルート生成、他船・障害物認識、安全判断などの機能をモジュール化した「エイトノット AI CAPTAIN Module」を開発・提供している。
エイトノットはこれまでも広島県の北米支援プログラムへの採択や、ポルトガルのアクセラレーションプログラムへの採択、マレーシアやシンガポール企業とのMOU締結など海外展開を進めており、今回の参画を足掛かりに北米での事業展開をさらに加速させる方針だ。
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