ロジスティクス米アンビ・ロボティクスとピックル・ロボット・カンパニーは6月30日、トラックからの荷降ろしからパレット積み、倉庫の入荷作業までを連続的に自動化するロボットシステムの統合に成功したと発表した。小売・物流大手からの需要を受けた商用統合で、複数メーカーの専用ロボットを組み合わせるフィジカルAIの実装事例としている。

(出所:アンビ・ロボティクス)
今回の仕組みでは、ピックル・ロボットのトレーラー荷降ろしロボットがケース貨物を降ろし、コンベヤーを通じてアンビ・ロボティクスの多目的積み付けソリューション「AmbiStack」に投入する。AmbiStackは荷物の識別、スキャン、積み付けを行い、後続の倉庫作業につなげる。
既存の倉庫インフラやシステムを活用できる点が特徴で、大規模な施設改修を伴わずに入荷工程の自動化を進められるという。両社は、労働集約的なドック周辺作業の省人化に加え、異なるベンダーの自動化技術を組み合わせることで、倉庫運営の柔軟性を維持できると説明している。
アンビ・ロボティクスは2018年設立で、EC(電子商取引)物流向けのAIロボット技術を開発する企業。ピックル・ロボットは、倉庫の入荷ドックでトレーラーやコンテナからの荷降ろしを自動化するロボットを展開している。両社は今後、複数ロボットを連携させた入荷工程の高度化を進める考えだ。
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