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フォーティエンス、AI時代のSCM書籍発売

2026年7月6日 (月)

荷主フォーティエンスコンサルティング(東京都千代田区)は3日、執行役員の笹川亮平氏が執筆した書籍「AI時代のサプライチェーン・エコシステム 価値を生成し続けるジェネラティブSCM」の発売を発表した。あわせて、AI時代のサプライチェーンマネジメントをテーマとした出版記念セミナーを8月3日に東京都内で開催する。

書籍では、サプライチェーンマネジメント(SCM)を従来のコスト削減や在庫削減を重視する手法から、変化の中で新たな価値を生み出す「ジェネラティブSCM(SCM6.0)」へ転換する考え方を提唱している。著者が25年以上にわたり携わってきたSCM改革やERP、SCP導入、100社以上が参加する企業間SCMプラットフォーム構築の経験を基に、AI(人工知能)を活用した新たなSCMの方向性を示した。

背景には、生成AIやAIエージェントの進化に加え、地政学リスクなどによるサプライチェーンの混乱が常態化していることがある。同社は、従来の中央集権型SCMでは対応が難しくなっているとして、AIエージェント同士が連携する「A2A(Agent to Agent)」を活用し、複数企業が相互に連携しながら環境変化へ適応するエコシステム型SCMの重要性を訴えている。

書籍では、人とAIの協働や企業間連携、サプライチェーンネットワークの再設計、サプライチェーンリスクへの対応などをテーマに、国内外の企業事例を交えて解説する。また、同社独自の変革フレームワーク「5-AIs」を紹介し、AIを導入するだけではなく、企業の前提や業務プロセスそのものを見直す必要性を示している。

出版を記念して8月3日に開催するセミナーでは、経営者やSCM、調達、情報システム部門の管理職を対象に、AI時代のサプライチェーン戦略や組織改革、デジタル技術の活用について議論する。会場は東京都千代田区の大手町プレイスで、開催時間は14時30分から18時10分まで。定員は100人。参加費は無料で、事前登録制。

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