サービス・商品サイエンスアーツは7日、リコージャパンと共同で、現場の音声コミュニケーションをAI(人工知能)で活用可能な業務データへ変換する新サービス「Buddycom for RICOH」の提供を開始したと発表した。物流や製造、店舗、介護などの現場で、音声データを活用した業務効率化と生産性向上を支援する。
新サービスは、ライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」(バディコム)と、生成AIアプリケーション開発基盤「Dify」(ディフィー)を連携させることで、現場での音声データをテキスト化し、AIによる業務支援へ活用する仕組みを提供する。従来は人手で行っていた報告業務や情報検索を自動化し、現場業務の標準化と生産性向上を目指す。
主な機能として、社内マニュアルや業務ナレッジを基にAIが音声で回答する「音声AIチャットボット」を用意。作業員はハンズフリーで必要な情報を取得でき、物流センターや倉庫、製造現場などで作業を止めることなく確認作業を進められる。
また、現場での会話ログを基にAIが業務報告書を自動生成する機能も搭載する。音声データから作業内容や対応状況、結果などを抽出・整理し、報告書作成の負担軽減や記録漏れ防止、報告品質の均一化を図る。蓄積したデータは業務ナレッジとして再利用でき、継続的な業務改善にもつなげる。
両社は今後、サービス機能の拡充や外部サービスとの連携を進める。物流を含むフロントライン業務において、音声データとAIを組み合わせた業務改革を推進し、現場DX(デジタルトランスフォーメーション)のさらなる高度化を支援していく考えだ。
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