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シースパン、マースク向け18隻を省エネ改修

2026年7月9日 (木)

ロジスティクスシースパン・コーポレーション(シンガポール)は8日、APモラー・マースク(デンマーク)と長期用船船隊の効率向上に向けた戦略的な船舶改修プログラムを推進すると発表した。

両社は20年以上にわたる協力関係を基盤に、マースクへ長期用船している18隻を対象に包括的な改修を実施する。このうち1万3000TEU級コンテナ船4隻では、高効率プロペラやプレ・スワール装置の導入、主機性能の最適化、補助エンジンの燃料消費を抑えるシャフト発電機の設置などを行う。さらに、将来の炭素回収設備への対応を見据えた準備や、ラッシングブリッジのかさ上げによる積載能力の向上も実施する。

これらの改修により、対象船舶ではスロットあたりコストを10-13%改善するとともに、燃料効率や運航性能、環境規制への対応力を高める見込み。完了済みおよび計画中の18隻の船隊改修への投資総額は7500万ドルに達し、今後も性能向上と脱炭素化に向けた追加施策を進める。

また、シースパンの海事技術・エンジニアリング合弁会社ワットスパン(カナダ)は、マースク、コスコ・シッピングヤード(中国)と、船舶改修やエネルギー効率向上、海運の脱炭素化技術に関する法的拘束力のない協力覚書に署名した。今後1年間、技術開発や情報共有、個別案件での協業を進める枠組みを構築する。

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