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13年12月のトラック輸送情報、国交省調べ

特積み貨物の輸送量、前年同月比0.8%増加

2014年3月4日 (火)

調査・データ国土交通省は4日、2013年12月分のトラック輸送情報を公表した。特別積合せ貨物は、調査対象24社の輸送量が611万6617トンとなり、前月と比べて総輸送量が40万7000トン増加。前月比で7.1%増(季節調整済み2.9%減)となり、前年同月比では4万7000トン増、前年同月比は0.8%の実績となった。

平均稼働日数は22.8日で、前月と比べて0.7日減少し、前年同月との比較では0.1日減少。稼動1日当たりの輸送量は、26万8273トンで、前月と比べ2万5000トン増加したため、前月比10.4%増となり、前年同月との比較では3000トン増加(1.2%増)となった。

宅配便(調査対象14社)の取り扱い個数は、4億1671万3000個で、前月比32.5%増(季節調整済み2.8%減)、前年同月比1.9%増となった。

品目別の輸送状況は、前月と比べて食料工業品、日用品の輸送量が増加したと回答する事業者が多かった。増加要因としては、工場・生産地からの貨物増が食料工業品で見られた。

一方、金属製品、繊維工業品は、輸送量が減少したと回答する事業者があった。金属製品の主な減少地域は北陸信越、近畿。前年同月比では、金属製品、機械、化学工業品、食料工業品で輸送量が増加したと回答する事業者が多かった。金属製品、機械の増加要因は工場・生産地からの貨物増。

一般貨物トラック事業者(回答事業者766社)の輸送量は、前月比0.3%増、前年同月比3.3%となった。