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長江コンテナ指数、外貿支えに下げ限定

2026年7月10日 (金)

調査・データ中国の長江航運発展研究センターがまとめた2026年6月の長江コンテナ総合運賃指数は985.6となり、前月比0.1%低下した。前年同月比では3.0%上昇した。内航貨物の需要が伸び悩む一方、欧米向けを中心とする外貿貨物が運賃を下支えした。指数は23年1月を1000とする。

地域別では、上流が972.7で前月比0.4%低下、前年同月比2.5%上昇した。中流は948.4で前月比0.4%上昇したものの、前年同月比では3.1%低下した。下流は1010.2となり、前月比0.2%低下、前年同月比6.2%上昇した。

貿易区分別では、内貿運賃指数が978.3で前月比0.3%低下した。沿江地域の経済はおおむね安定しているものの、化学繊維やゴム・プラスチック製品、鉄鋼など一部製造業の需要回復が鈍かった。増水期入りで航路の水深条件が改善し、船腹供給に余裕が生じたことも運賃を押し下げた。

外貿運賃指数は997.5で前月比0.1%上昇した。中東情勢の緩和でサプライチェーンの遅延が改善したほか、欧米の繁忙期に向けた前倒し調達により、欧米や東南アジア向けの輸送需要が増加した。

7月は、内貿貨物の需要改善が限られ、船腹供給も潤沢なことから、内貿運賃は小幅に低下する見通し。一方、東南アジア諸国連合(ASEAN)や欧州連合(EU)、アフリカ向けの輸出入増加を背景に外貿運賃は上昇し、総合指数はおおむね横ばいで推移すると予測している。

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