調査・データ国土交通省は10日、トラックドライバーの1運行あたりの平均拘束時間が2025年度調査で10時間13分となり、前年度から1時間33分減少したと発表した。運転時間はほぼ横ばいだった一方、荷待ち、荷役、附帯作業を合わせた時間が1時間16分短縮され、全体の拘束時間を押し下げた。
調査は、実運送を行う一般貨物自動車運送事業者を対象に、25年11月25日から12月24日まで実施した。25年4月から8月までの通常期における代表的な1日の運行について、運転、荷待ち、荷役、附帯作業、点検・点呼、休憩の各時間を調べ、1032件の回答を集計した。
25年度の平均拘束時間の内訳は、運転時間が5時間52分、荷待ち時間が1時間、荷役時間が41分、附帯作業時間が21分で、荷待ち・荷役等時間は計2時間2分だった。このほか、点検・点呼が38分、休憩が1時間41分となった。24年度の平均拘束時間は11時間46分で、荷待ち・荷役等時間は3時間18分だった。
25年4月には改正物流効率化法が施行され、荷主と物流事業者に荷待ち・荷役等時間の短縮などが努力義務として課された。国交省は、各主体の取り組みが時間短縮に寄与した可能性があるとしている。
政府は基本方針で、1運行あたりの荷待ち・荷役等時間を2時間以内とする目標を掲げている。個別には長時間の荷待ちや荷役が発生しているケースもあるとして、国交省は安定的な目標達成と一段の短縮に向けた取り組みを続ける。
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