荷主ブリヂストンは13日、トラック・バス用スタッドレスタイヤの新製品「W909」を9月1日に発売すると発表した。従来品「W900」の氷上性能を維持しながら摩耗性能を高め、同社のトラック・バス用スタッドレスタイヤとして初めて2回のリトレッドを可能にした。発売サイズは全12種類。
新製品には、走行時の発熱を抑える「ロウ・サーマルケース」を採用した。ケースの熱劣化を抑えて耐久性を高めることで、新開発の「TB専用タフ発泡ゴム」の搭載を可能にしたほか、氷雪性能と摩耗ライフの両立を狙った「トリニティコンタクトパタン」を組み合わせた。
同社の試験では、トラクターヘッドの後輪などに使う285/85R22.5サイズで、W900と比べて摩耗ライフが20%向上し、偏摩耗の発生量を47%低減した。4軸低床車の前輪などに用いる245/70R19.5サイズでは、摩耗ライフが13%向上し、偏摩耗の発生量を39%抑えたとしている。いずれも氷上性能は従来品と同等水準を維持したという。
ケースの耐久性向上により、幅広い使用条件で2回のリトレッドに対応する。新品からリトレッドまでの総走行距離を延ばし、タイヤ購入費や廃棄本数の削減につなげる。偏摩耗の抑制でタイヤローテーションの間隔も延ばし、整備作業や車両停止時間の削減を見込む。ただし、リトレッド回数やローテーション期間は、使用条件や管理状況によって異なる。
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