調査・データ仏クアディエントは13日、英国で展開するオープン型宅配ロッカーネットワーク「Parcel Pending by Quadient」の設置拠点が3000か所を超えたと発表した。複数の配送事業者が共用できる仕組みで、荷物の発送、受け取り、返品に24時間対応する。
ネットワークはロイヤルメールやエヴリ、DPD、UPSなどの主要事業者に対応。小売施設、鉄道駅、ガソリンスタンド、娯楽施設、地域拠点などに設置し、宅配荷物のほか、処方薬や店舗受け取り商品、鍵、交換部品の受け渡し、一時的な手荷物保管にも活用している。
同社の調査では、消費者の59%が複数の配送事業者の荷物を1か所で管理したいと回答。54%は配送や返品のために異なる場所を訪れることに不満を感じ、50%は持ち込み拠点の少なさを課題に挙げたという。
配送事業者にとっては、荷物をロッカーへ集約することで再配達を抑え、集配効率や車両稼働の改善につなげられる。一方、設置先への来店促進効果も見込まれ、ロッカー利用者の27%が施設内の別サービスを利用し、このうち82%が商品を購入したとしている。
クアディエントは世界で2万8200台超のロッカーを設置しており、2030年までに4万台へ拡大する計画だ。
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