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Hacobu、配送先情報をクラウドで一元管理

2026年7月17日 (金)

サービス・商品Hacobu(東京都港区)は16日、動態管理サービス「MOVO Fleet(ムーボ・フリート)」で、納品先ごとの情報をクラウド上で一元管理する「配送先カルテ機能」の提供を開始したと発表した。

新機能では、納品場所の入り口や駐車位置、受付場所、現場固有の配送ルール、注意事項などを「カルテ」として登録、編集できる。入り口の写真や構内案内図も登録できるため、言葉では伝えにくい到着後の動線や注意点を視覚的に共有できる。

ドライバーは、スマートフォンアプリ「MOVO Driver」からカルテを閲覧できる。出発前の下調べや納品先に到着した際の確認に活用でき、初めて訪れる配送先でも迷わずにすむほか、担当ドライバーが休んだ際の引き継ぎを円滑にする。

機能を閲覧、利用できるのは、MOVO Fleetを契約する企業が利用対象として設定したドライバーに限られる。動態管理や配送実績の登録に使う既存のアプリ内で確認できるため、新たなアプリやツールを覚える必要はない。

カルテには、駐車位置に関する指摘や近隣への配慮が必要な点など、過去に発生したインシデントと対応内容も記録できる。配車担当者やドライバーが配送前にリスクを把握し、同様のトラブルの再発防止に活用する。

物流現場では、納品先ごとの情報が経験を積んだドライバーの記憶や紙のメモ、口頭、電話での引き継ぎに依存しているケースがある。担当者の急な休みや交代時に時間がかかるほか、駐車位置の誤りや納品遅延、近隣からの苦情などにつながることもあり、運行管理者の負担にもなっていた。

同社は今後、ドライバーが現場で得た気づきをカルテに反映しやすくする仕組みや、蓄積した納品先情報とトラブル履歴を配送品質の改善に活用する仕組みなど、カルテを起点とした機能拡充を視野に入れる。

(クリックで拡大、出所:Hacobu)

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