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DPワールド、ジェッダ港に電動トラクター35台導入

2026年7月17日 (金)

国際DPワールド(UAE)は15日、サウジアラビア・ジェッダ・イスラム港の南コンテナターミナル(SCT)に電動ターミナルトラクター35台を導入したと発表した。

今回の導入により、同ターミナルのターミナルトラクター保有台数は20%以上増加した。新たな車両は岸壁とヤード間のコンテナ搬送を担い、効率的な船舶運航を支援するとともに、設備稼働率や運用効率の向上に寄与する。また、ディーゼル車から電動車への切り替えにより、ターミナルトラクター由来の年間二酸化炭素排出量を現在の水準と比べて20%削減できる見込みである。

(出所:DPワールド)

今回の設備更新は、DPワールドが南コンテナターミナルの高度化に投じる8億米ドルの長期投資の一環となる。ことし3月には半自動岸壁クレーン3基を導入し、同ターミナルの岸壁クレーンは計17基となった。SCTは約100万平方メートルの敷地に5バース、総延長2150メートルの岸壁、水深18メートルを備え、世界最大級のコンテナ船にも対応する。

DPワールドは2030年までにターミナル設備の100%電動化を目標に掲げている。ジェッダ・イスラム港は紅海回廊の主要な貿易拠点の一つで、コンテナ取扱量の増加が続くなか、設備の電動化は運用上の回復力強化や設備稼働率の向上、船舶運航の効率化を支える取り組みとなる。今回の投資は、同社の脱炭素化計画に加え、サウジアラビアの国家戦略「ビジョン2030」が掲げる世界的に競争力のある物流セクターの構築を後押しするものでもある。

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