環境・CSR商船三井は20日、フィリピンで運営する商船大学「MOL Magsaysay Maritime Academy」(MMMA)で、2026年度の女性入学者が過去最多の31人となったと発表した。内訳は航海科17人、機関科14人で、2018年の開校以来、女性入学者は累計100人を超えた。
MMMAは、国際的な船員資格基準を定めるSTCW条約に準拠したカリキュラムを採用し、実際の本船と同じ構造で建造した訓練施設「Ship in Campus」やシミュレーターなどを活用して船員を育成している。卒業生は商船三井に限らず、海事業界に広く送り出している。
フィリピンは世界有数の船員輩出国で、フィリピン人船員は日本を含む世界の海上輸送を支える人材となっている。MMMAでも近年、女性の入学が増えており、船員人材の裾野が広がっている。
12日には金子恭之国土交通大臣がMMMAを訪問し、「Ship in Campus」やシミュレーター訓練室などを視察した。学生とも意見交換し、日本や世界の海運業界での活躍に期待を示した。

▲MMMAを訪問した金子恭之国土交通大臣(出所:商船三井)
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