調査・データ帝国データバンク(TDB、東京都港区)が21日公表した女性登用に対する企業意識調査によると、2026年の女性管理職の平均割合は11.3%となり、前年から0.2ポイント上昇して過去最高を更新した。一方、運輸・倉庫業は8.6%にとどまり、建設の7.0%、製造の8.2%と並んで1割を下回った。女性管理職が一人もいない企業も全体の42.1%を占め、登用の広がりは限定的となっている。
調査は7月17日から31日に全国2万2350社を対象に実施し、1万518社から回答を得た。業界別の女性管理職比率は小売が19.5%で最も高く、不動産18.7%、サービス15.5%、金融14.9%と続いた。これに対し、運輸・倉庫は全体平均を2.7ポイント下回った。TDBは、トラックなど現場業務の勤務環境や不規則な勤務、身体的負担などに加え、女性従業員自体が少なく、管理職候補となる人材層が限られている可能性を指摘している。
企業からは、運輸・倉庫業について「女性社員がなかなか入社せず、採用しても定着しにくいため、女性活躍を進めることが難しい」との声も寄せられた。一方、他業種では女性社員にフォークリフト免許の取得を促し、担当業務を広げる取り組みもみられた。
女性役員の平均割合は14.2%で、前年から0.4ポイント上昇し過去最高となった。ただ、女性役員が一人もいない企業は51.5%と半数を超える。今後、女性管理職が増えると見込む企業は29.6%だったのに対し、女性役員では10.8%にとどまった。
女性活躍に向けた施策では、「性別に関わらず成果で評価」が64.2%で最多となり、「性別に関わらず配置・配属」が53.8%で続いた。一方、「キャリア開発・育成の充実」は7.1%、「女性管理職の数値目標を設定」は3.5%にとどまる。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。





























