国際フェデックス(米国)は21日、ジュニア・アチーブメント(JA)と共同でシンガポールで開催した「2026年 FedEx/JA インターナショナル・トレード・チャレンジ」(FedEx/JA ITC)アジア太平洋大会の受賞者を発表した。48人のファイナリストから、優勝1チームと準優勝2チームの計6人が選ばれた。同プログラムはことしで20周年を迎えた。

(出所:フェデックス)
26年のFedEx/JA ITCには、香港、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイの8か国・地域から4000人以上の学生が参加。アジア太平洋大会では48人がシンガポールに集まり、異なる国・地域の学生2人でチームを編成。カンボジアを対象市場に、使用済み包装資材を再利用して経済、環境、社会的価値を生み出す製品の市場参入戦略を競った。
優勝したのはインドネシアと韓国の学生による「Team Ascent」で、産業用梱包材の再生素材を使った軽量遮熱シールドを提案した。電力を使わず建物への熱の流入を抑え、工場のエネルギーコストや廃棄物の削減、作業者の暑熱対策につなげる内容だ。
準優勝には、日本とマレーシアの学生による「Team Baksei」と、フィリピンとインドネシアの学生による「Team Ventra」が選ばれた。Team Bakseiは廃棄された軟質プラスチック包装材を洪水に強い透水性タイルに再生する案、Team Ventraは再生プラスチック廃棄物を使い、電力を使わず室温を下げるモジュール式冷却策を提案した。
受賞者には今後、各国・地域にあるフェデックスのオペレーション施設を訪問する機会を提供する。現場で物流、サプライチェーンマネジメント、国際貿易への理解を深めてもらう。FedEx/JA ITCには20年間でアジア太平洋地域の5万4000人以上が参加しており、フェデックスは同プログラムを通じて若い起業家や次世代のリーダーの成長を支援している。
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