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スタンダード運輸、排出量6%減もScope3横ばい

2026年8月24日 (月)

調査・データスタンダード運輸(神奈川県海老名市)は、2025年度の温室効果ガス排出量について、Scope1・Scope2が基準年の24年度比6.0%減となる一方、協力会社への委託輸送に伴うScope3は前年比0.4%増の644.2トンCO2となったと公表した。

同社は25年7月、SBTiから温室効果ガス排出削減目標の再認定を取得。24年度を基準年として30年度までにScope1・Scope2を42%削減し、942.9トンCO2eとする目標を掲げている。25年度のScope1・Scope2は1529.1トンCO2eで、基準年の1625.9トンから6.0%減少した。26年度は7月までの実績を基に、通年で1439トンCO2e、基準年比11.5%減を見込む。ただ、目標達成に必要な年間削減ペースには届いておらず、追加施策が必要としている。

一方、今回新たに示したScope3は、協力会社の傭車による輸送を対象に算定した。24年度の641.4トンCO2から25年度は644.2トンCO2へほぼ横ばいで推移し、Scope1・Scope2との合計2173.3トンCO2eの28%を占めた。対象はGHGプロトコルのカテゴリ4「輸送・配送(上流)」で、幹線輸送から先の路線便や他社便、購入品、資本財、出張、通勤などは含めていない。

Scope3は、傭車の車型別走行距離を自社車両の燃費実績に当てはめて燃料使用量を推計し、軽油の排出係数を乗じて算出した。同社は、対象となる傭車が定期幹線輸送中心で輸送量や経路が安定しているため、排出量が構造的に変動しにくいと説明する。

今後は、EVトラックの追加導入や再生可能燃料への転換検討に加え、積載効率、実車率の向上、共同輸送による幹線輸送本数の削減を進める。協力会社選定時には燃費水準も判断材料に加え、未算定の輸送区間やそのほかのScope3カテゴリーについても順次対象を広げる方針だ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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