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複合一貫輸送、在庫情報Web提供サービスが評価

丸全昭和運輸、インドネシアでアルミナ輸送受託

2014年3月17日 (月)

サービス・商品丸全昭和運輸は17日、インドネシアで同社が39%を出資している合弁会社「マルゼン・サムデラ・タイヘイヨー社」がインドネシア・ケミカル・アルミナ社からロジスティクス・プロバイダーに選定され、2月20日に同社と基本契約を締結したと発表した。

契約はインドネシア・ケミカル・アルミナ社タヤン工場(西カリマンタン州)でことしから生産されるケミカル用アルミナ(年間生産予定数量30万トン)を輸送するもので、マルゼン・サムデラ・タイヘイヨー社は、インドネシア国内輸送、同国から日本、韓国、中国などアジア各国に向けた輸出輸送業務——を一括して取り扱う。

マルゼン・サムデラ・タイヘイヨー社は、丸全昭和運輸のインドネシア拠点として12年11月に設立。同社が提示したタヤン工場から仕向け地までの複合一貫輸送サービス、洋上を含めた在庫情報Web提供サービスが、インドネシア・ケミカル・アルミナ社に評価された。

ケミカル用アルミナは、アルミニウム製錬用途以外に使用されるアルミナ、水酸化アルミニウムの総称で、水質浄化剤や耐火物、研削材、建築材料、ICパッケージ、液晶ガラスの材料などに使用される。