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米ト協、軍事貨物の運送事業者審査強化を要請

2026年8月28日 (金)

国際米国トラック協会(ATA)は27日、軍事貨物輸送の安全性と透明性を高めるため、米戦争省に対し運送事業者の審査や契約管理を強化するよう要請した。適切な事業許可や保険、輸送能力を持たない事業者に軍事貨物が割り当てられている事例があるとして、防衛サプライチェーンや機微な貨物の安全確保に懸念を示した。

ATAによると、加盟企業が米陸軍輸送司令部に提供した情報では、必要な事業許可や保険を持たない事業者、貨物輸送に必要な設備や輸送能力が確認できない事業者に案件が発注された例があった。また、通常の競争手続きを経ずに契約されたケースや、軍の貨物管理システム「Global Freight Management」を迂回する形で手動処理された事例もあったとしている。

加盟企業が2024年の90日間について12拠点を調査したところ、不適切に発注された可能性がある貨物は2000万ドル超に上った。このうち8割程度が、従来の省内方針と整合しない形で取り扱われた可能性があるという。適格な自社車両保有事業者の提示額を大幅に上回る運賃で発注された事例もあったとしている。

ATAは、軍事貨物を扱う事業者に対して適切な営業許可、保険、安全基準への適合、輸送能力の確認を徹底するよう求めた。26会計年度の国防権限法に盛り込まれた運送事業者登録制度の監査や違反報告の強化なども支持しており、軍事物流の契約や事業者管理の見直しを促している。

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