調査・データ米トラック協会(ATA)は21日、2026年6月の営業用トラック輸送量指数が、季節調整済みで前月比0.1%増の113.1となったと発表した。5月の同3.2%減から小幅に持ち直したものの、4月と5月の2か月間で計4.1%低下しており、第2四半期に入って輸送需要が弱まっている。
前年同月比では0.1%減となり、5月の同0.7%減からマイナス幅は縮小した。ただ、前年同月を5か月連続で上回った後、2か月連続の前年割れとなった。26年上半期は、第1四半期の伸びに支えられ、前年同期比1.4%増を確保した。
ATAのボブ・コステロ首席エコノミストは、米国経済全体は底堅さを維持している一方、貨物輸送市場はそれほど強くないと分析した。一方で、過去1年間に輸送能力が減少したため、運送事業者が感じる需給環境は、輸送量の数値が示すほど悪化していない可能性があるという。
季節調整前の指数は116.5で、前月の113.4から2.7%上昇した。ATAの指数は、スポット輸送よりも契約輸送の動向を強く反映し、加盟企業への調査を基に算出している。今回の数値は速報値で、後日修正される可能性がある。米国内の全貨物輸送量に占めるトラックの割合は72.7%に上る。
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