サービス・商品JFEエンジニアリング(東京都千代田区)は8月31日、丸五(岡山県倉敷市)と、作業時の手指挟まれによる衝撃の緩和と作業性を両立する保護手袋「まもるくん♯930」を共同開発し、販売を開始したと発表した。建設や設備メンテナンスに加え、物流、製造など手指を挟むリスクがある幅広い作業現場での活用を見込む。

▲保護手袋「まもるくん♯930」(出所:JFEエンジニアリング)
開発のきっかけは、JFEエンジニアリングのガス導管工事現場で働く作業者の声だった。同社の西日本導管建設センターでは、手指挟まれ事故の防止を目的に2023年から市販の手指保護手袋を導入していたが、作業者から「指が曲げづらい」「物がつかみにくい」「脱着しにくい」などの声が上がっていた。
協力会社を含む作業者約100人を対象に、手袋の必要性や要求性能に関するアンケートなどを実施。国内外約30種類の手袋を評価したうえで、作業性に優れた丸五の「まもるくん#910」を基に共同開発を進めた。
新製品では、既製品の課題だった指先までの保護範囲、手甲部の伸縮性、手首部の脱着性を改善した。指先まで緩衝セルを拡大し、手の甲側にゆとりを持たせることで曲げやすさを向上。手首には面ファスナーを採用し、脱着性も高めた。
丸五がJFEエンジニアリング監修の共同開発製品として製品化し、2026年4月から販売を開始した。JFEエンジニアリンググループの各現場を中心に、500人以上の作業者が使用している。両社は今後、新製品の普及を通じ、より安全・安心な作業環境づくりに取り組む。
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