国際パナマ運河庁は8月28日、ネオパナマックス船を対象とする通過予約システムを一時的に変更すると発表した。顧客の予約の柔軟性を高めるとともに、市場セグメント間で利用可能な容量の配分を改善し、水資源の効率的な利用につなげる。変更は30日に発効し、9月13日以降の予約日が対象となる。
新制度では、同一の予約日に複数の予約枠を取得できるほか、2日以上連続する予約日についても枠を確保できるようにする。長期スロット割り当て「LoTSA」とNetZeroプログラムによる枠を含め、ネオパナマックス船向けに週63枠を提供する。
市場別では、フルコンテナ船に予約日ごとに最低5枠を設定し、船舶のTTA(トランジットTEU許容量)に基づき配分する。LPG船とLNG船には、顧客ランキングに基づき、それぞれ予約日ごとに最低3枠を設定する。自動車運搬船・RoRo船、ばら積み貨物船、その他の市場セグメントには、顧客ランキングに基づき週最低3枠を割り当てる。
特定の市場セグメントで需要が利用可能な枠を下回った場合は、残った容量を定められた再配分手順に従い、ほかの対象セグメントに振り分ける。
予約枠の割り当て後も、代替船が同等以上のTTA容量を持つことや顧客ごとの上限を順守することなど、一定の条件を満たせば船舶の交換や代替が可能となる。アライアンスや船舶共有契約で運航する船舶も、最大スロット数を超えない範囲で交換・代替の対象となる。予約日の変更も、条件を満たす場合に認められることがある。
パナマ運河流域では水不足が続いており、運河側は顧客に予約システムを利用した通航計画を強く推奨している。確定した予約は特定の通航日を保証する唯一の手段で、予約なしで到着した船舶は、需要や利用可能な容量に応じて遅延する可能性があるとしている。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。

































