サービス・商品ZAICO(ザイコ、山形県米沢市)は1日、AI在庫管理システム「zaico」で、撮影した写真から物品数を自動で数える新機能「AIカウント」のベータ版を8月31日に提供開始したと発表した。棚卸や在庫確認などで発生する計数作業をAI(人工知能)で効率化し、作業負担や数え間違いの軽減につなげる。
AIカウントは、スマートフォンで撮影した写真上で利用者が対象領域を指でなぞると、範囲内の物品数をAIが自動で計測。結果はそのまま棚卸や在庫数量へ反映でき、手入力も不要となる。対象物品の画像を事前に登録・学習させる必要がなく、導入後すぐに利用できる。さらに多数の物品でも1.5秒で計測でき、物品同士が多少重なった状態にも対応する。「個別」と「まとまり」の2種類の単位で数えられるため、部品1点単位の計測からシートや束単位での確認まで用途に応じて使い分けられる。

▲「AIカウント」利用イメージ(出所:ZAICO)
物流・倉庫管理では、入出庫時に取り出した物品や補充した物品の数量確認への利用を想定する。製造・組立現場の電子部品、食品関連の食材や消耗品、建設現場の建材など、同一物品を大量に扱う現場にも展開する。
対応OSはiOSで、Android版も今後提供する予定。2027年2月末までは全プランで1組織当たり月100回まで無償で利用でき、27年3月以降は利用状況に応じた新料金体系へ移行する。
今後は入庫・出庫登録時にもAIカウントを利用できるよう機能を拡張するほか、複数種類の物品が混在する状態から特定の物品だけを数える識別機能の開発も進める。
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